院長の独り言
動脈硬化
今日は朝から雨降りで、肌寒い一日となりそうですね。
今回は動脈硬化について話をさせていただきます。
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動脈硬化とはよく聞く言葉だと思います。
動脈が硬くなることとはどんなことなのでしょう。なぜ良くないことなのでしょうか?
動脈は体の隅々に栄養と酸素を運ぶ管です。この管の内側には内膜があり、この内膜は様々な原因で障害を受けます。内膜が障害を受けるとそこに炎症を起こす細胞が集まり、その部分を硬く狭くしてしまいます。石灰が沈着してしまうこともあります。そうなると本来軟らかい管だったものが、硬くもろくなってしまいます。
ちょうど、古くなったゴムのガス管の内側にススがついて細くなったりヒビが入ったりするのに似ているかもしれません。そうなると、詰まってしまったり、破れてしまったりする危険性がでてきます。これが動脈でおこると、血栓症や出血ということになります。
軟らかい動脈は老化で少しずつ硬くなりますが、動脈硬化が早く進んでしまう病気があります。高血圧や糖尿病や高コレステロール血症などがそうです。これらの病気を持っている方は医師とよく相談して、しっかり療養を続けてください。
免疫のしくみ
昨日の肌寒さから一転して、今日は20度を上回るようですね。
今回は免疫のしくみについてお話させていただきます。
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侵入した病原体から体を守るしくみ=免疫は、
血液中の血球のうち、白血球が免疫を担当しています。
リンパ球には、T細胞、B細胞、NK(ナチュラル・キラー)
B細胞の作った大量の抗体は血液中を流れていき、
またT細胞、B細胞ともに、一度出会った病原体を覚えていて、
T細胞,B細胞が抗原に対して特異的に働きますが、NK細胞は、
このように生体には病原体に対して二重、
ストレスについて
現代はストレス社会です。
世の中には様々なストレスがあります。
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ストレスというと、どうしても悪いイメージがあると思います。避けて通りたいものという感じが多いのではないでしょうか。
しかしストレスによって人が成長する場合があり、自分の現在の能力以上の負荷がかかることで、いろんな事にチャレンジできるようになる事も多いと思います。
自分で処理できない負荷がかかって、
ストレスがかかっている時は、
そのためには、
肝臓の働き
9月に入り、肌寒く感じる日が多かったように思います。
お日さまが恋しいです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は肝臓についてお話させてください。
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肝臓は、腹部の右側にある一番大きな内蔵です。重さは1.5kg位あります。
焼き肉でレバーと言いますが英語で肝臓のことをliverと言います。
肝臓の働きの1つ目は、体で必要な物質を合成したり、不要なものを分解したりする働きです。巨大な化学工場の様な役割をしています。
2つ目は、胆汁(たんじゅう)という消化液を作る働きです。胆汁は血液の赤血球を分解して作られます。一度胆のうにたまって濃縮されて、十二指腸から分泌されます。
3つ目は、血液のフィルターの働きです。
4つ目は、
肝臓は、沈黙の臓器と言われています。
肥満とは~2
ご無沙汰しております。
前回からの続きで肥満についてのお話です。
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肥満気味の方へのカロリーの取り方についてのアドバイスです。
まずここで、糖尿病や心臓病などの病気をもっている方は、ご相談ください。
あくまでも、病気のない健康な一般の方へのアドバイスです。
日常の運動量によって必要カロリー量が異なってきますが、ここでは、成人の一般事務職の方を基準とします。
標準体重を維持するための一日カロリー量は、体重1kgあたり、28~30キロカロリーとして計算します。
ちなみに筆者の場合は、標準体重が65.8kgなので、
1kgあたり28キロカロリーの場合は、65.8x28=1842キロカロリー
1kgあたり30キロカロリーの場合は、65.8x30=1974キロカロリー
となり、一日摂取カロリーは約1800~2000キロカロリーとなります。
たとえば筆者の場合、カレーライス一杯を昼に食べた場合は、1食約700キロカロリーあるので、運動をしなければ、朝食と夕食あわせて、1000キロカロリー位しか食べられなくなります。意外と標準体重を維持するのは大変です。