お久しぶりです。
すっかり暖かくなりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
早速ですが。。問題です。人の場合、血液ってどこで作られるのでしょうか?
答えは、骨髄です。骨髄とは骨の中心部です。
血液の中には、赤血球、白血球、血小板というものがあります。赤血球は、血液を赤く見せている小さな粒(顕微鏡でみると円盤状をしてます)です。血液の液体そのものが赤いわけではありません。採血をした後しばらく放っておくと、赤血球が下に沈み、上澄みは淡黄色の液体となります。赤血球の働きは主に酸素を運搬します。
白血球は、病原体の駆除にあたります。病原体を食べたり、病原体の在処を知らせたりして体を病原体から守ります。病院で採血する理由の一つは、もし細菌感染がある場合は、骨髄から白血球が動員されるので、白血球数が増えているかどうかを調べるためです。
血小板は、血液を固める働きがあります。血管が障害を受けて出血が起こると、血小板が集まり、血液凝固のための化学反応が起こります。いろいろな病気で血小板が少なくなると血が止まりにくくなったりします。
これらの血球を除いた後の液体の中に栄養成分や電解質などが含まれています。体の隅々に栄養を行き渡らせます。血液はこれらの役割があるのです。