院長の独り言
骨は生きている
まるで梅雨明けでもしたかのような暑さとなりました。これから10日ほど軒並み30℃越えるようです。
今回は骨についてお話します。
骨は石膏のように、ほとんど変化のない物質であるような印象がありますが、人間の骨はダイナミックな新陳代謝を繰り返しています。どんな働きやしくみがあるのでしょうか?
骨の働きは、2つあります。一つは体を支える働きです。人間が重力に逆らって体を支えられるのは骨のおかげです。もう一つは、カルシウムの貯蔵庫としての働きです。体の中のカルシウムの99%は骨に蓄えられています。
古い骨は破骨(はこつ)細胞で壊されて、骨芽(こつが)細胞で新しい骨が作られます。約3年で骨が入れ替わることになります。若い成長期には壊される骨より作られる骨の量が多く、骨がしっかりしてきますが、年をとると骨が壊れる方が多くなり骨量が減少します。
骨はカルシウムとコラーゲンというたんぱく質が中心で作られています。鉄筋コンクリートにたとえると、コラーゲンが鉄筋、カルシウムがその間を埋めるセメントと考えることができます。その中に血管が通っており、破骨細胞によって骨が壊された時にカルシウムが全身に放出されます。このように生きている骨は、ダイナミックに活動しているのです。
食物繊維について
食物繊維という言葉をCMでよく耳にすることが多いですね。
食物繊維とは、
まず、第一に脂質の吸収を妨げる働きがあります。
第二に、血中のコレステロール値が低下します。
一般に食物繊維をとる量は、
低血圧症とは
今日は夏到来という陽ざしの強さ。冷たいものが飲みたいですね。
今回は低血圧症についてお話します。
低血圧症は、一般的に高血圧症に比べて、
一般に収縮期血圧(上の血圧)
低血圧症の中でもっとも多い本態性低血圧症は、
本態性低血圧症の治療は、不安な状態を取り除くことが大切です。
カルシウム
今日はいっとき陽が射しましたが、予報通り、
カルシウムについてお話します。
カルシウム不足は、骨粗鬆症の原因として有名ですね。
カルシウムを多く含む食品は大きく分けて4種類です。
カルシウムの吸収をよくするには、ビタミンDが必要です。
日本人は西洋人に比べて、乳製品の摂取が少ないために、
じんましん
今日はよく晴れてさわやかな1日ですね。
じんましんについてのお話です。
じんましん(蕁麻疹)ができたことのある人は、
蕁麻疹は、皮膚の毛細血管の拡張することがきっかけとなって、
食べ物以外でできる蕁麻疹もよくみられます。
その他では、ストレスによる蕁麻疹も時々見られます。よく「