院長の独り言
食中毒について
一般に食中毒は7月から10月に集中して発生しますが、暖かくなってきて気温の高い日もあるこの時期から注意が必要と思います。
家庭ではどんなことに注意すれば良いのでしょうか?
細菌性食中毒の原因菌は、サルモネラ、腸炎ビブリオ、
家庭で食中毒を防ぐには、菌を「つけない」、「殺菌する」、「
細菌を増やさないためには、冷蔵庫は10度以下、
花粉症のメカニズム
今日は陽もあまり射さず、ひんやりした感じです。
花粉症は春や秋の季節の変わり目にみられます。
花粉症は、花粉(抗原物質)
ヒスタミンやロイコトリエンの共通した作用は、
ヒスタミンやロイコトリエンの作用によって、
この水鼻、くしゃみ、
たばこの害と健康法2
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
今日は昨日のような強風はありませんが、晴天であっても。
前回に続き、たばこについてお話します。
やめ方はいろいろとありますが、私がやめた方法は、まず、
この一箱が終わったらと思っていると、
1週間が我慢できれば、禁煙の約7割は成功したことになります。
まわりから勧められないように、
禁断症状が強く出てしまって、禁煙がなかなか出来ない場合は、
最近は、処方箋なしで買える禁煙ガム(ニコチンガム)
患者さんに「喫煙はもう時代遅れですよ」と説明したら、
たばこの害と禁煙法1
たばこの害が言われ出してかなりになりますね。
たばこの害は、心臓に良くない、肺や喉に良くない、血管に良くない、歯周病の原因になる、など多数の害があります。これはみなさんがとてもよく知っていることだと思います。たばこを吸っている人の中でみても、一度は禁煙を考えたことがある人がほとんどです。だから、喫煙者もたばこは体に悪いことは感じているはずです。でもなんで簡単にやめられないのでしょうか?
これは、ニコチンという薬物の依存が関係しているからです。ニコチンには麻薬のような依存性があり、ニコチンの作用が体内から切れてくるとまた欲しくなって、ずっとたばこがやめられないというサイクルが起こります。
このサイクルを絶つためには、まず元凶であるニコチンを体内から完全に消失させることが大切ですが、イライラなどの禁断症状が強く出てしまうと、つい1本吸ってしまうということがおこります。
禁断症状が強く出ない場合には、体からニコチンがなくなってしばらくすれば、喫煙欲求は少なくなります。ただ、喫煙習慣は残っているので、たばこを吸う行為、口寂しい感じは残ることが多い様です。喫煙とは、こうしたニコチンによる薬物依存と喫煙習慣という2つの原因で、なかなかやめることができないわけです。
糖尿病と血糖値
今年も残すところ、20日ほどとなり、なんとなく心せわしい年の暮れ。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は糖尿病と血糖値についてのお話です。
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のことです。
一般に、食事を取ると、糖分はすみやかに吸収されて、
ところが、糖尿病のように、インスリンの分泌が悪い場合には、
インスリンは血糖値を下げるだけが本来の作用ではありません。
糖尿病で食事療法が大切なのは、