院長の独り言

2022-03-22 16:34:00

むくみについて

今日は真冬の寒さ、冬に逆戻りです。雪もちらつくとか。
警報が出ていますので、節電いたしましょう。

『むくみ』についてお話します。

全身のむくみを自覚したことのある人もいると思います。むくみはいろいろなからだの状態で起こってきます。簡単に言えば体の水分の分布のアンバランスと考えればよいと思います
むくみは医学用語では浮腫(ふしゅ)といいます。浮腫を起こす原因として、心臓の異常、肝臓の異常、腎臓の異常、甲状腺などのホルモンの異常、薬物による浮腫などがあります。この場合は、左右同時に起こり、体重の増加が見られることが多いようです。全身の浮腫がある場合は、これらの病気がないかどうかを検査することが必要です。

その他のむくみとしては、片方の膝が悪くて、片方の足にむくみが起こる場合や、お年寄りが長時間足を下におろしておく場合(下肢の静脈血の流れが悪い場合)などは、体の一部のむくみが起こることがあります。また、女性の方でホルモンのバランスが悪くなっている場合などにむくみとして自覚される場合があります。

むくみを起こす病気や状態は、いろいろあるので、むくみが続く場合はご相談ください