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松原スキンクリニック

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松原医院

目黒区自由が丘の内科
東京都目黒区自由が丘3-10-8
東急東横線・大井町線
自由が丘駅より徒歩5分

診療内容
内科、消化器科、循環器科、呼吸器科、内分泌代謝科、アレルギー科、肛門科、神経内科、泌尿器科
胃カメラ 経鼻カメラ(ハイビジョン)、大腸カメラ(ハイビジョン)、超音波(デジタル)、レントゲン(デジタル)、大腸ポリープ切除術

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ワクチン

インフルエンザの話

インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こる幼児から老人まで幅広い年齢層に流行する呼吸器感染症です。
人から人には、話をしたり、咳やくしゃみと共に飛沫が漂い感染(飛沫感染)します。集団生活を行う場等で感染が広がりやすい病気です。
典型的な症状は、発熱、頭痛、腰痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠などで、これらの全身の症状と同時に、あるいはやや遅れて、鼻汁、咽頭痛、咳などの呼吸器症状が現れます。
熱は、急速に上昇して第1~3病日目には、体温が38度~39度あるいはそれ以上に達します。
通常は、約1週間程度で回復しますが、肺炎、気管支炎のほか、脳症、ライ症候群、心筋炎、中耳炎などの合併症もあって、大きな被害や生命の危険がありますので、決して軽い病気ではありません。
特に高齢者や呼吸器・心臓など慢性の疾患を持つ人は、重症化することが多いので十分注意する必要があります。

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麻疹(はしか)の話

麻疹ウイルスの空気感染によって起こる病気です。感染力が強く、予防接種を受けないと一生のうちに一度は必ずかかる重い病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39~40℃の高熱と発疹が出てきます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。
麻疹にかかると、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎なども一緒にかかることがあります。また、回復後も変異した麻疹ウイルスが脳内に潜伏し、数年あるいは10年以上経過後に発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎が発生することがあります。予防接種を受けずに麻疹にかかった人は、数千人に1人の割合で死亡しています。
日本は2012年までに国内からの麻疹排除を目指しています。

麻疹(はしか)の話麻疹(はしか)の話麻疹(はしか)の話
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風疹の話

風疹の話

風疹ウイルスの飛沫感染によっておこる病気です。潜伏期間は2~3週間です。軽いかぜ様症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか眼球結膜の充血もみられます。発疹や発熱は約3日間でなおることが多いため「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。風疹にかかると関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎なども一緒にかかることがあります。年長児や大人になってからかかる方が一般的に重症になると言われています。
妊婦が妊娠早期にかかりますと、先天性風疹症候群と呼ばれる心臓の奇形、白内障、聴力障害などを持った児が生まれる可能性が高くなりますから、妊娠可能年齢の女性をはじめその周りにいる家族にも接種が勧められています。また妊娠している方へはワクチンが接種できませんので、免疫のない女性へは妊娠前の接種および赤ちゃんを産まれた直後の接種も勧められています。

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百日せきの話

百日咳菌の飛沫感染で起こります。1956年から百日せきワクチンの接種がはじまって以来、患者数は減少してきています。当時は全菌体ワクチンでしたが、現在では副反応の少ない菌の成分を生成したワクチンを使っています。百日咳は普通のカゼのような症状で始まります。続いて咳がひどくなり、顔をまっ赤にして連続性にせき込むようになります。咳のあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱はでないか、でても微熱程度です。乳幼児は咳で呼吸ができず、チアノーゼやけいれんがおきることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こすことがあります。乳児では命を落とすこともあります。1970年代後半に予防接種率が低下した際、百日咳患者が多数出て、113名の死者を出しました。近年では、年長児や成人の百日咳流行が問題となっており、予防接種ワクチンについて専門家を中心に変更の検討がされています。

飛沫感染(ひまつかんせん)とは
ウイルスや細菌が咳やくしゃみなどで細かい唾液とともに空気中へ飛びだし、空中を飛んでいって人に感染する方式です。

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肺炎球菌の話

肺炎球菌は免疫のはたらきが十分でない、乳幼児や高齢者に様々な病気を引き起こします。肺炎球菌によって起こる主な病気には、肺炎、気管支炎等の呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、菌血症などがあります。本来であれば菌が検出されない場所(血液や脳脊髄液など)から菌が検出される病態(髄膜炎、菌血症など)を特に侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)と呼びます。侵襲性肺炎球菌感染症は5歳以下の乳幼児と65歳以上の高齢者に多く発症することが知られています。また、細菌による感染症はペニシリンなどの抗生物質により治療しますが、近年は抗生物質が効かない薬剤耐性菌が増えているため、治療が困難になっているという問題があります。そこで、ワクチンにより、病気をあらかじめ予防することが以前にも増して大切になってきています。現在、肺炎球菌感染症を予防するワクチンとしては、2歳以上で肺炎球菌疾患にかかるリスクが高い人および高齢者を対象とした23価肺炎球菌多糖体ワクチンと、9歳以下の小児を対象とした7価肺炎球菌結合型ワクチンの2つが市販されています。

肺炎球菌の話
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結核の話

わが国の結核はかなり減少しましたが、まだ2万5千人を超える患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また結核に対する抵抗力は母親からもらうことができませんので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す心配があります。
生後6ヵ月に達するまで(通常は、生後3ヵ月から6ヵ月に達するまで)にBCG接種を受けましょう。これで結核性髄膜炎などは80%、肺結核も50%は予防できます。

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HPV(子宮頸がん)の話

HPV(ヒトパピロ-マウイルス)は、ヒトの皮膚や粘膜に存在するごくありふれたウイルスであり、現在100種類以上の型が知られています。粘膜に存在するHPVのうち、発がん性の高い型は子宮頸がんなどを、発がん性の低い型は尖圭コンジローマなどを引き起こします。
わが国では毎年約15,000人が子宮頸がんに罹患し、約3,500人の尊い命が奪われています。たとえ死亡に至らないまでも、ごく初期のがんを除いては子宮摘出となる可能性が高く、その場合は妊娠や出産ができなることはもちろん、排尿障害などの後遺症により日常生活に支障をきたすこともあります。子宮頸がんは、若い女性から年齢の高い女性まで全ての年代の女性が罹る可能性があるがんですが、20代~30代で急増しているのが特徴です。したがって、これから結婚や出産を迎える年代にとっては特に深刻です。子宮頸がんは、発がん性の高いHPVの持続的な感染が原因となって発症します。HPVの子宮頸部への感染はほとんどが性交渉によるもので、性交渉によって子宮頸部粘膜に微細な傷が生じ、そこからウイルスが侵入して感染が起こると考えられています。このウイルスに感染すること自体は決して特別なことではなく、性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。HPVに感染しても、ほとんどの場合感染は一過性で、ウイルスは自然に排除されます。しかしウイルスが排除されずに長期間感染が続くと、ごく一部のケ-スで数~数十年間の前がん病変(がんになる前の異常な細胞)を経て子宮頸がんを発症します。HPVの感染は非常に一般的ですが、子宮頸がん発症に至るのはごく稀です。しかしHPVに感染した後にどのようなタイプの人が子宮頸がんを発症するかは分かっていないため、子宮頸がんを発症する可能性は誰にでもあることになります。
HPVが子宮頸部に感染してから子宮頸がん発症までは数~十数年間を要するため、この間に子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し、治療することが可能です。また、原因であるHPVの感染を予防するワクチンがわが国で接種することが可能となりました。ワクチンと検診で、子宮頸がんを予防することが可能です。

HPV(子宮頸がん)の話
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水痘(水ぼうそう)の話

水痘は水痘帯状疱疹ウイルスによってひきおこされる伝染性の強い病気で、5歳までに約80%の子どもがかかると言われています。発疹、発熱を主症状とし、発疹は最も特徴的です。顔面、胸腹部、頭部に次々に点々とあるいは集中的に現れ、丘疹、水疱、膿疱、痂皮になります。一般に水疱の数は症状がでてから数日内に250~500個以上に達します。また、水疱は二次感染(細菌感染)をおこすことがあり、その場合は瘢痕化し長期間残ることがあります。発熱の程度は発疹の数に比例し、通常38℃前後の熱が2~3日間続きます。発疹の数が多数で重篤な場合には40℃を超えることもあります。
まれですが、肺炎、肝炎、心膜炎、小脳炎、血小板減少性紫斑病などが合併症として現れることがあります。特に悪性腫瘍や白血病、ネフローゼの治療中に水痘にかかると免疫力が弱っているため、重症になったり、生命の危機が心配されることがあります。成人が水痘にかかった場合は、小児に比べて重症で、合併症もおこしやすく、肺炎は14%に生じるといわれています。妊娠初期の妊婦が水痘にかかった場合、先天性水痘症候群(四肢低形成、皮膚瘢痕、小頭症など)の子どもを出産する可能性が高いといわれています。また、水痘が治癒した後、水痘帯状疱疹ウイルスが、からだの中の神経に長く潜伏感染し、加齢などの原因により免疫が低下した場合、帯状疱疹を発症することがあります。

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おたふくかぜの話

おたふくかぜは、流行性耳下腺炎又はムンプスとも呼ばれ、代表的な子どものウイルス感染症で耳周辺のはれがあり、しばしば片方あるいは両方の睾丸のはれを伴うことのある病気です。
このウイルスに感染しても30~40%程度の人は症状がありません。症状がでるときは感染してから16~18日後に、主として耳下腺のはれ、顎下腺のはれ、食欲不振、頭痛、吐き気、発熱などの症状が現れます。耳下腺と顎下腺のはれは、片方または両方に認められ、3~7日続き、長い時には10日続くこともあります。しかし、これらの症状ばかりでなく、このウイルスは体全体に侵入し、睾丸炎、卵巣炎、膵炎、腎炎などをおこす場合があります。かかる人は3~5歳が最も多く、2~9歳が最もかかりやすい年齢となっていますが、比較的症状が重くなると言われる15歳以上でも2~3%の患者が報告されています。成人がかかると一般に症状が重く、耳下腺炎、無菌性髄膜炎(入院が必要な病気)、睾丸炎など重くなることがしばしばあります。

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日本脳炎の話

日本脳炎の発生地域

日本脳炎は、蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介する日本脳炎ウイルスによって起こる感染症です。ヒトが日本脳炎ウイルスに感染しても大多数は不顕性感染(無症状)です。しかし、感染者100~1,000人に1人が脳炎を発症し、脳炎の致死率は15%程度といわれており、またいったん脳炎を発症すると神経学的後遺症を残す例が多くみられます。
わが国の患者発生は、ワクチンの開発や生活環境の変化等で近年少なくなっており、1992年以降は毎年10人以下となっています。しかし、日本脳炎ウイルスの増幅動物であるブタの抗体検査の結果から、日本脳炎ウイルスの存在は西日本を中心に広い地域で確認されています。現在でも感染の可能性が潜在しています。日本脳炎に対する特異的な治療法は確立されていないため、ワクチンを接種して免疫をつけることが最も効果的です。

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破傷風の話

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて、傷口からヒトへ感染します。傷口から菌が入り体の中で増えますと、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。患者の半数は自分では気がつかない程度の軽い傷が原因です。日本中どこでも土中に菌はいますので、感染する機会は常にあります。

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ポリオ(急性灰白髄炎)の話

ポリオとはポリオウイルスにより中枢神経細胞が破壊され、主に四肢に非対称性の弛緩性麻痺を起こす感染症です。わが国の医学用語としては、「急性灰白髄炎」が当てられています。また、別名「小児まひ」とも呼ばれています。日本では50年前までは流行を繰り返していましたが、予防接種の効果で流行は急速に鎮静化されました。日本では1980年を最後に野生株ポリオウイルスによる麻痺患者の発生は無くなり、2000年には世界保健機関(WHO)は日本を含む西太平洋地域のポリオ根絶を宣言しました。しかし、現在でもナイジェリア、パキスタン、アフガニスタンはポリオ常在国であり、これらの周辺国にもポリオ患者は見られます。これらの地域で日本人が感染したり、日本に野生株ポリオウイルスが入ってくる可能性も否定できません。予防のために、ぜひポリオワクチンの接種を受けておく必要があります。
ポリオウイルスは主に腸管で増殖し、便中に排泄されたウイルスが、別のヒトの口に入ることによって感染を広げます。感染したヒトのほとんどはポリオ様症状が現れず、終生免疫を獲得します。ポリオウイルスに感染すると100人中5~10人は、上気道または胃腸炎症状といった軽度の風邪症状を呈します。ウイルスが血液を介して脊髄にまで感染すると、足または手の左右非対称の弛緩性麻痺を起こすことがあります。一部のヒトは永久に麻痺が残り、呼吸困難により死亡することもあります。麻痺の発生比率は感染者の0.1%~2%といわれています。

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A型肝炎の話

A型肝炎は、A型肝炎ウイルスが食べ物や飲み物によって体内に侵入し急性の肝炎を起します。小児では症状が出ない感染(不顕性感染)のことが多く、発病すると発熱や軽い黄疸が現れます。しかし成人ではほとんどが38度以上の発熱、全身倦怠感、下痢、黄疸の症状を呈し、完全に治るまでには1~2ヵ月の治療が必要です。まれに劇症化したり、急性腎不全になったりしますので注意が必要です。
近年、日本では衛生環境が改善され患者が激減したため、40~50歳以下の世代では、感染機会がほとんどなく免疫をもっていません。しかし、世界では途上国を中心にA型肝炎の流行があり、流行地に渡航する前にはワクチンを接種して、免疫(抵抗力)を獲得しておくことが望まれます。

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B型肝炎の話

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスを持っている人(キャリア)の血液の輸血、不特定多数の血液に接する機会が多い医療関係者等が感染を受けやすい病気です。また、ウイルス保有者との性行為等で感染します。
通常、成人がウイルス感染を受けると、約30%が急性肝炎を発病し、2~3ヵ月は治療を要し回復します。しかし、極めてまれに劇症肝炎へと進展する場合があります。
一方、母親がB型肝炎ウイルスキャリアであると、分娩時に感染した新生児がウイルスキャリアになることがあり、成人になって肝炎、肝硬変、肝癌へと進展することもあります。母子感染防止の目的で、生後B型肝炎ワクチンと抗HBs人免疫グロブリン(HBグロブリン)を投与することで新生児への感染を防ぐことができます。現在はこの成果が実りつつあり、ウイルスキャリアが減少しています。
また、配偶者となる方がキャリアと分かっている場合には、結婚前にワクチンを接種してかからないようにすることも必要です。

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ジフテリアの話

ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。1981年にDPTワクチンが導入され、現在では患者発生数は1999年の報告を最後に国内での患者報告は認められていません。ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は不顕性感染のため、保菌者となり、その人を通じて感染することのあることがよく知られています。感染は主に咽頭ですが、鼻や喉頭にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様の咳、嘔吐などで、偽膜を形成して窒息死することがある病気です。発病2~3週間後には、菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺をおこすことがありますので、注意して経過を観察することが必要です。1990年代前半には、ロシアで流行がありました。予防接種を続けていかないと海外からの持ち込みなどにより、日本でも再び流行する可能性があります。

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ヒブ(Hib)の話

ヒブ(Hib)とは「インフルエンザ菌b型」という細菌の略称で、冬に流行するインフルエンザ(流行性感冒)の原因である「インフルエンザウイルス」とは名前は似ていますが、全く別のものです。ヒトからヒトへは飛沫感染します。
ヒブが原因で起こる病気の主なものには髄膜炎、喉頭蓋炎、肺炎、敗血症などがありますが、中でも割合が高いのが髄膜炎です。髄膜炎とは、脳や脊髄を包んでいる膜(髄膜)に細菌やウイルスが感染して起こる病気で、日本ではヒブによる髄膜炎は一年間に約600人発生していると推測されます。5歳未満の乳幼児がかかりやすく、0~1歳までは特にかかりやすいので注意が必要です。
ヒブによる髄膜炎は罹ると1ヵ月程度の入院と抗菌薬による治療が必要となりますが、治療を受けても約5%が死亡し、約25%に発育障害(知能障害など)や聴力障害、てんかんなどの後遺症が残ります。初期症状は発熱や嘔吐、不機嫌、けいれんなどで、一見風邪などの他の病気の症状と似ているため早期診断が難しく、適切な治療が遅れる心配があります。そのためワクチンによる予防が大切です。

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ロタウイルス胃腸炎の話

ロタウイルス胃腸炎は、「ロタウイルス」というウイルスの感染によって起こります。ロタウイルスは世界中に分布し、国の衛生状態に関係なく5歳までにほとんど全ての乳幼児が感染すると考えられているほど、ごくありふれたウイルスです。乳幼児下痢症の原因の多くはロタウイルスで、これは世界中どこも同じです。
ロタウイルス胃腸炎の多くは突然の嘔吐に続き、白っぽい水のような下痢を起こします。発熱を伴うこともあり、回復には1週間ほどかかります。ほとんどの場合は特に治療を行わなくても経口での水分や電解質補給だけで回復しますが、時に脱水、腎不全、痙攣や脳炎・脳症といった中枢神経症状などを合併することもあり、症状が重く脱水が強い場合には入院が必要となることもあります。日本でのロタウイルス胃腸炎の発症は冬~春に多く、主に生後3~24ヵ月の乳幼児に起こります。生後3ヵ月までは、母親からもらった免疫によって感染しても症状が出ないか、症状があっても軽くすみますが、生後3ヵ月以降に初めて感染すると重症化しやすくなります。
ロタウイルスは非常に感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体に入っただけでも感染し、発症することもあります。衛生環境を改善しても感染を完全に防ぐことができないため、ワクチン接種によって重症化を予防することが大切です。

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